新生児の寝床、どうする?安全・快適な寝かせ方の選び方と体験談

1歳育児

赤ちゃんが生まれてまず直面したのが、「どこでどうやって寝かせよう?」という寝床の問題でした。


我が家は賃貸3LDK。

10畳の主寝室にベッド、6畳の和室、6畳の洋室という間取りですが、赤ちゃんの寝床をどこにするか、何を使うか、ものすごく悩みました。

寝具は高価なものも多いし、できるだけ失敗は避けたい…。

この記事では、寝床の選択肢や安全な環境づくりのポイント、そして我が家のリアルな寝床遍歴をお伝えします。

今まさに迷っている方の参考になれば嬉しいです。

1. 新生児の寝床、どんな選択肢があるの?

新生児をどこに寝かせるかには、さまざまなスタイルがあります。

ベビーベッド

専用のスペースを確保でき、通気性や衛生面でも安心

赤ちゃんが安全に寝られる環境が作れます。

ただ、スペースが必要なのと、赤ちゃんを抱っこで寝かせた後にベッドに下ろすのが難しかったりすることも。

ベビー布団(床置き)

和室がある家庭では取り入れやすいスタイル。

コンパクトで設置がラク、転落の心配もありません。

ただし、床のホコリや冬の冷え対策は必要です。

添い寝

夜間授乳がしやすく、赤ちゃんが安心して寝てくれることも多いです。

とはいえ、寝具のかけ方やスペースの確保など、安全対策が重要になります。

コンパクトベッド・クーファン

寝室を決めかねていたり、実家への帰省が多い家庭には持ち運べるタイプが便利。

使い方によってはベビーベッドの代用にもなります。

2. 各スタイルのメリット・デメリット

スタイルメリットデメリット
ベビーベッド安全性が高く、赤ちゃん専用の空間が作れる抱っこ→ベッドに置くときに起きやすい、場所を取る
ベビー布団コンパクトで和室に合う、転落の心配なし床冷え・ホコリが気になることも
添い寝授乳やお世話がラク、赤ちゃんも安心しやすい大人の寝具による窒息・転落リスクに注意
コンパクトベッド場所を選ばず使える、持ち運びに便利赤ちゃんが成長すると手狭になる

3. 安全な寝床環境づくりのポイント

赤ちゃんの寝床を選ぶうえで、一番大切なのは「安全性」です。

  • マットレスは固めのものを:柔らかすぎると窒息の危険があります。
  • ぬいぐるみや枕は置かない:窒息やSIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクになります。
  • 室温・湿度に配慮:快適な温度(20〜22度)と湿度(50〜60%)をキープ。
  • 添い寝時は大人の布団に注意:赤ちゃんに布団がかからないように調整しましょう

4. 我が家の体験談:寝床スタイルの変化とリアルな悩み


出産前、我が家は「寝床をどこにするか、寝具は何を使うか」を最後まで決めきれませんでした。
そこで選んだのがファルスカのコンパクトベッド(ラージサイズ)。持ち運びができ、同ブランドのベビーベッドにも組み合わせて使えるという柔軟さが魅力でした。

新生児〜生後数ヶ月

  • 娘はファルスカのコンパクトベッドを和室に設置
  • 私は主寝室のベッドのマットレスを和室に移動し、隣で寝るスタイル
  • 夫は主寝室でひとりで就寝

夜間授乳もあったので、私が娘の隣で寝るスタイルが一番しっくりきました。

寝返り期

  • 娘がコンパクトベッドから抜け出すようになったので、柵を設置
  • ただし、寝かしつけ後にそっとベッドに置くのが難しく、失敗して泣かれる日も…

頻回夜泣き期

  • 夫と相談して、シングル布団を2組並べて3人で添い寝スタイルに
  • 娘の安心感も増し、夜間のお世話もしやすくなりました
  • コンパクトベッドはこの時点でいったん収納へ

寝相が激しくなってから

  • 娘の寝相の悪さで私が起こされてしまうことが増えたので、再びファルスカを取り出して、隣に並べて寝るスタイルに戻る
  • 柵は使わず、フラットに置くことでお世話もスムーズに

寝床スタイルは一度決めたら終わりではなく、赤ちゃんの成長や家族の生活に合わせて何度も変わっていくことを実感しました。

5. 買ってよかった/いらなかった寝具アイテム

よかったもの

  • ファルスカのコンパクトベッド(ラージサイズ)
     → 和室にもベッドにも置けて、寝室を決めかねていた我が家にはぴったりの選択。
     → 同じブランドのベビーベッドに組み合わせて使えるため、成長に合わせて拡張できる点も◎。
     → 帰省時や旅行先への持ち運びもでき、赤ちゃんの“いつもの寝床”を再現できたのがとても助かりました。

  • スワドル(おくるみ)
     → 新生児期はモロー反射対策に。よく汚れるので、洗い替え含めて最低2枚はあると安心。
     → Sサイズは出生体重によってはすぐサイズアウトするので、出産後にサイズを確認して購入がおすすめ。
     →冬の時期は服が厚手なので、それも考慮してサイズを決めないと、体重や月齢だけで判断すると入らない可能性も。

  • スリーパー
     → スワドル卒業後に大活躍。掛け布団は危ない&寝相が悪いとズレるので、スリーパーが安全・快適でした。
     → 季節に合わせて素材を変えると◎

使わなかったもの

  • 寝返り防止クッション
     → 安全面が気になって使いませんでした。
  • ベビーモニター
     → 寝返りを始めた頃、窒息しないか心配で購入を検討。
     → ただ、我が家はリビングと和室が襖1枚で仕切られているだけなので、音がすればすぐ気づけるし、こまめに様子も見に行ける環境。
     → 高価だったこともあり、結局購入せず、結果的に必要ありませんでした。
     →価格が気になり購入に踏み出せないという方は、ペットモニターも候補に入れてみてはどうでしょうか。必要な機能が満たせるなら、代用も選択肢のひとつになると思います。

色々と調べる中で、「これ必要そう!」と思っても、実際その場面になると「あれ…うちでは必要なかったな」となることも多いと思います。

緊急性のない物なら、まずは購入せずに様子をみてみるというのも一つの手かなと思います。

6. まとめ:赤ちゃんと家族に合った寝床を、柔軟に選ぼう

寝床選びは、赤ちゃんの快適さと家族の睡眠、両方に直結する大事なテーマです。
我が家も試行錯誤しながら、その時その時で一番しっくりくるスタイルを選んできました。

「買ってみたけど使わなかった…」という後悔を避けるには、レンタルを活用するのもおすすめです。高額な寝具をいきなり購入するのはハードルが高いので、まずはお試しで使ってみるのも一つの手です。

何より大切なのは、「正解」にこだわりすぎず、家族にとって一番ラクで安心できる形を見つけること。赤ちゃんの成長とともに、寝床もどんどん変わっていくものです。

迷いながらでも大丈夫。あなたの赤ちゃんと家族にぴったりのスタイルが、きっと見つかりますよ。

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